「にいみいろ」4月号より

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こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

新見を盛り上げようと活躍されている人や企業、そして生み出された商品・サービスを、新見市民の皆様に向けてご紹介しているフリーペーパー「にいみいろ」の4月号が、本日3月18日に発行されました。私も編集スタッフの一員としてこの地域情報誌の企画・制作に携わっているので、今号についても簡単にご紹介したいと思います。

今回の表紙を飾って頂いたのは、新見青年会議所・理事長の上田健一朗さん。最近よく耳にするSDGs(環境・教育・経済・平等などの17のテーマからなる世界基準の「持続可能な開発目標」)を、新見市という地域社会に落とし込んでいきたいと、強い意欲を見せておられたのが印象的でした。つい数年前まで、地域社会のことなどあまり考えたことがなかったということでしたが、「立場が人を作る」という言葉通り、新見青年会議所に入会して新見市の様々な課題に向き合っていく中で、視野が広がり地域貢献への使命感に目覚めていったということでした。ご活躍を期待したいと思います。

続いて、「にいみいろ」の中面の特集では、過疎化の進む新見市において希望の光となっている移住者と、彼らをサポートしたり、逆に彼らの力を借りることで、地域の活性化に繋げていこうとする動きについて取り上げました。新見市へ移住する際、窓口となっている「新見市移住交流支援センターYUNOSHOW(ユノショー)」への取材をメインに記事を構成しましたが、自らも新見への移住者である代表の松田さんやスタッフの井上さんの、地域を良くしたいという強い思いと、そのため試行錯誤や行動力には本当に頭が下がります。

2017年のセンター設立1年目は移住者を取り巻く地域の情報や動向をリサーチする期間にあて、2年目にはその成果を活かして移住者と地域を繋ぐための様々な仕掛けを実行してこられました。そして3年目となる今年は、移住者を含む地域住民が参加し、自主性を促しながら運営する「暮らしの学校」をスタートしています。参加者1人1人の「やりたい」をベースに、メンバーが集まってプロジェクトが動き出せるよう、センターがサポートしていきます。先述のSDGsもそうですが、まさに「持続可能」がキーワード。「持続可能な地域社会」を作るために不可欠な、住民の主体性や当事者意識に「火」をつける、新たなチャレンジになると考えています。本日の備北民報には、そのキックオフイベントの様子がレポートされていましたが、松田さんや井上さんの中にある「火」が、地域の中にじわじわと拡がっていけるよう、私もできる範囲で応援していきたいと思います。

今回の「にいみいろ」ではこのほかにも、世界の最先端技術を導入し、地域の森林資源の最大価値化に取り組んでいる㈲杉産業様や、Uターンで帰郷した料理研究家のシェフが、御殿町にオープンした「Kuma’s Lab!(クマズ ラボ)」様をご紹介しているほか、田中実業グループの商品・サービスもご案内しています。

「にいみいろ」に掲載しているのは、地域を盛り上げようと頑張っておられる人や企業ばかりですが、毎回取材を通じて思うのは「全ては人材(人財)ありき」ということです。これは「はたらくサポート新見」の取り組みにも繋がっていきますので、是非ともそのような人財を地域に供給できるように頑張りたいと思います。このブログをご覧頂いている求職者の皆さん、特に移住(Iターン)やUターンを検討しているけれど、あまり新見のことをご存じない方は、「にいみいろ」(バックナンバーはこちら)で新見の魅力に触れてみてください。「にいみいろ」は毎月18日に新見市内の新聞全紙に折り込まれるほか、道の駅・鯉が窪や千屋温泉などの観光地、新見市民の皆さんがよく利用される場所(図書館・飲食店・ショップなど)にも設置(設置場所一覧はこちら)しています。もちろん、「はたらくサポート新見」のサロンでも閲覧可能ですよ。お気軽にご用命ください。

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