感じたこと・気づいたこと

12/25(日)転職相談会のお知らせ

こんにちは!「はたらくサポート新見」の児谷です。

新見市商工観光課の委託業務で、ここ数ヶ月、新見市企業ガイド「ニイミノシゴト」の製作に携わっていますが、「こんな凄い会社が地元にあったのか?!」と驚かされることが度々ありました。何年も新見地域の人材紹介サービスを行っているにもかかわらず、今までの情報収集不足を痛感しています。

例えば、船舶や原子力発電の分野で高い世界シェアを誇る特殊バルブの製造企業や、全国展開のホームセンターを主要取引先とする農林水産省認定の有機培養土の製造企業などです。これらはいわゆる製造メーカーですが、業種や立ち位置によっては、その社名が表面に出ないことも多いようで、おそらく私に限らず地元の方でも、意外とこれらの会社のことをよく知らない人も多いのではないでしょうか?

しかしながら、会社の認知度を上げていかなければ、いくら素晴らしい会社でも人材確保には苦戦する可能性があります。特に採用面においては、企業側が地元の方を優先したいと考える場合も多く、そうなると地域住民に対して認知度を高める努力も必要になります。業績は良くても人材が確保できず事業が立ち行かなくなる、いわゆる「人手不足倒産」になったら元も子もありません。人材採用には、この「ニイミノシゴト」も含めて、地元を中心に広く網を張った対応が肝要になります。

言い換えると、新見地域での就職・転職活動においては、この「ニイミノシゴト」はかなり有効に活用できるのではないかと思います。会社の事業内容もそうですが、先輩社員から見た「会社の魅力」や「仕事のやりがい」も掲載されていますので、求職者の方は是非参考にしてみてください。「はたらくサポート新見」では、より詳しい情報を提供することもできますよ!

ということで、次回の「転職個別相談会 in 新見」は、クリスマス当日の12/25(日)に開催します!新見での就職・転職をお考えの方は、是非ご来場ください。

相談会の詳細は以下の通り。
イベント名:転職個別相談会 in 新見
主   催:人材紹介エージェント「はたらくサポート新見」(田中実業株式会社)
対 象 者:以下のような方は、是非お気軽にご参加ください!
 ●「自分に合う求人(会社・職種)を見つけたい!」
 ●「Uターンや移住(Iターン)を検討している。」
 ●「転職したいけど、どうしていいかわからない…」
 ●「履歴書や職務経歴書の書き方を教えてほしい。」
日   時:12/25(日)10:00~17:00 ※前日までに要予約
場   所:田中実業㈱本社〈岡山県新見市正田270番地〉 ※駐車場有
参 加 費:無料 ※就職先の決定から入社後のフォローまで完全無料
内   容:お一人お一人の状況に合わせ、個別に下記のような対応を行います。
 ●求職カウンセリング〈キャリアプランや転職活動の方向性などのアドバイス〉
 ●人材登録〈求職者として「はたらくサポート新見」へ登録〉
 ●求人情報の提供・検索
 ●応募書類(履歴書・職務経歴書)・面接のアドバイスなど予 約 先
TEL:080-5765-5813【田中実業㈱はたらくサポート新見/コダニ】
※必ず、前日までにご予約の上、ご来場ください。
「はたらくサポート新見」については、こちらからご確認ください。

高校生のための就職サポートブックの発行について

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

新型コロナウイルスによる感染者数は、全世界で拡大の一途をたどっており、史上例を見ないほどの大変危機的な事態が起こっています。経済界においても、リーマンショック級の株の大暴落もあり、先行きが見えない大不況の波が襲ってこようとしています。この影響で、新卒者の就職の内定取り消しも続出しているということです。つい最近まで、人手不足が深刻な問題として取り沙汰されていましたが、今に至ってはそれどころではない感が否めませんね。

さて、今回のブログですが、その新卒者の就職活動に欠かせない企業情報を集めた新しい情報誌をご紹介したいと思います。

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ひな人形のある幸せ

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

私事ですが、新見市へUターンして、早や2年が経ちました。田舎だからという理由で不便だとか、大変だとかということも、もちろんゼロではありませんが、今の私には、田舎で良かったと思えることの方が圧倒的に多いように感じています。

この感覚は、その人の置かれている環境によっても、当然違ってくると思いますし、私自身においても、今と10年後と20年後とでは、その時その時の自分自身を取り巻く状況によって、変化していくものだとも思っています。したがって、一概に良いとか悪いとか言えるものでもないのですが、最近感じた「田舎に帰ってきて良かったこと」をお話ししたいと思います。

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流出を減らそう!~「限界自治体」に陥らないために~

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

「限界集落」という言葉をご存知でしょうか?過疎化などにより、人口の50%以上が65歳以上の高齢者となった集落のことで、住民自治、生活道路の管理、冠婚葬祭など、共同体としての機能が急速に衰えてしまい、やがて消滅に向かうとされています。「限界集落」の「限界」が意味するのは、共同体として存続するための「限界」なのです。

「限界集落」を再生しようとする取り組みも各地方で行われており、成功事例も生まれているようですが、実際のところ一旦「限界集落」に陥ってしまうと、並大抵の努力では再生することはできません。「限界集落」になってからではなく、なる前に、「若者たちが流出しない集落」「新しい世帯を作り子供たちが増えていく集落」「移り住んでくる人たちが増えていく集落」を目指し、対策を講じていかなくてはなりません。

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新見市の人口流出[高校進学編]

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

先日、少しショッキングなニュースを耳にしました。教育委員会の進学希望調査によると、今春、新見市内の中学校を卒業する生徒247人の内、新見高校への進学を希望する生徒は133人だそうです。何と地元の県立高校への進学希望者が54%しかいないという事実。募集定員に対する倍率も、新見高校全科で0.65倍。信じたくない数字に愕然としました。
ご存知の通り、新見市内にはもう1校、私学の岡山県共生高校もあるのですが、生徒数が新見高校の4割弱と小規模であり、その内地元出身者が1/4程度しかいないことを考えると、あくまで試算ですが、全体でも新見市内の高校へ進学する生徒は2/3程度しかいないということになります。
私の頃はほぼ100%だったはずなので、この30年余りで劇的な変化が起こったことになります。いや、劇的というよりも、小さな変化が少しずつ、しかし着実に積み重なった結果なのかもしれません。

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田舎の楽しみ方(野菜作り2年目)

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

以前、「田舎の楽しみ方(野菜作り1年目)」と題したブログの中で、新見にUターンしてきた1年目の去年、毎日の食卓に出される新鮮野菜の美味しさを改めて実感し、実家に眠っていたコンテナを利用して、リーフレタスとラディッシュを作った体験談をお話ししました。わずか2種類だけのお試し農業でしたが、自分たちが1から作った野菜たちは、また格別に美味しいものでした。

そして2年目の今年は、もう少し本格的に、畑を使った野菜作りにチャレンジしています。両親から小さな休耕田を2枚譲ってもらい、管理機(ミニ耕運機)や鍬で耕すところからスタートして約半年。今では少しずつ収穫の時期を迎えています。

今回のブログでは、妻と2人で試行錯誤しながら取り組む、2年目の野菜作りについて綴っています。うまくいくことも失敗することもありますが、農業が特別なイベントではなく、日々の生活の中に溶け込みつつある現状を楽しめてきているところです。Uターンや移住(Iターン)を検討されていて、どんな田舎暮らしを送っていくか想像を膨らませている方には、少しでも参考になれば幸いです。

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「地域響生社会」の実現に向けた勉強会(鳴滝塾)に参加してきました。

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

昨日、別所アウトドアスポーツセンターで開催された「地方創生にいみカレッジ『鳴滝塾』」を聴講してきました。今回は、以前このブログでもご紹介した「里山資本主義」の著者である藻谷浩介さんのセミナーが聞けるということで参加しましたが、他にも様々な企画が用意されていて、楽しみながら勉強をさせていただきました!

タイトルは「共に生きるだけではなく響き合って生きる『地域響生』社会を創ろう!」。「鳴滝塾」と広島県庄原市で里山の再生に取り組んでいる「逆手塾」の共催で行われた〈まちづくりシンポジウム〉です。地域のために実践を通じて活躍されている皆さんが勢揃いしたかのようで、なかなか経験できない時間を過ごさせていただきましたが、特に心に残っている部分を抜粋してご紹介したいと思います。

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「にいみ木のおもちゃの会」主催の「木育」セミナーに行ってきました

こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

新見市は中国山地の山々に囲まれていて、市の面積の86.3%を森林が占めています。市の木は「ひのき」。昔から地場産業の1つとして、林業が盛んな地域です。
最近では伐採と植林を繰り返す一次産業としての林業だけでなく、新見産の木材を加工して商品化するとともに、それらを使って地域の活性化に繋げようとする動きも出てきています。今回はその中心的な役割を果たされている団体の1つ「にいみ木のおもちゃの会」(代表::藤本忠男さん)主催で3/31(日)に開催された「木育」に関するセミナーに参加してきましたので、ご紹介したいと思います。

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