「IJUターン就職奨励金」など支援制度が充実しました!

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こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

以前、このブログでもご紹介させていただいた新見市の「IJUターン就職奨励金」。今年度から支援内容が強化されましたので、あらためてご紹介したいと思います。もちろん、「支援があるから新見で頑張ろう!」というわけでもないと思いますが、是非チェックしてみてください。

新見市内にある事業所の人材確保を目的に、Iターン・Uターン・Jターンにより新見市に転入し就職された方に交付されるのが、「IJUターン就職奨励金」です。昨年5月に創設され、転居費用などとして1人20万円(同一世帯で2人目以降は10万円ずつ加算)が交付されるという、物入りのタイミングにはとても有難いサービスです。これまでに30人以上が利用されてきたようですが、20~40歳の方のみが対象という点に課題がありました。
今年度からの最大の強化ポイントは、この年齢制限が撤廃されたということにあります。雇用情勢の変化に伴い、新見市内でも年齢不問の求人が増えているようで、これに対応した改正として大いに歓迎すべき内容となっています。
またこれまでは、住民票を移さずに市外に居住していた学生は対象外でしたが、今年度からは対象となります。一旦新見市外に出た若者たちが、再び市内に戻ってきて就職する流れは、とても喜ばしいことであり、この対応も良かったと感じています。
もともと、「IJUターン就職奨励金」という制度は、他の自治体と比較しても、とても手厚いサポートだったようですが、今年度から上記の通りさらに強化されることで、「はたらくサポート新見」も目指している「雇用創出による地域活性」が、さらに図られていくことを希望します。

また、これは入社後に関係してくるスキルアップの支援策ですが、こちらも今年度より以下の通り強化されています。
・「資格取得費支援補助金」…重機の運転免許や介護関連の資格など39種の受験料が対象で、10万円以上に半額(上限10万円)、5~10万円未満に5万円、5万円未満に全額が補助されているが、今年度より40歳未満という年齢制限が撤廃に。
・「中小企業大学校研修事業補助金」…受講料の半額以内(上限18,000円)が補助されているが、今年度より県産業振興財団の研修も対象に。

その他にも、新見市には様々な支援制度が用意されています。例えば移住を希望されている人が市内の空き家を購入したり、改修や家財整理を行う場合は、その経費の一部が補助金として支給されます。また、創業を目指す起業家を対象とした補助金、さらには新生児を出産した保護者に支給される子育て支援金など、仕事や生活に関連するうれしい制度がいろいろとありますので、是非確認してみてください。もちろん「はたらくサポート新見」でも、こういった諸制度に関してはきちんとご案内させて頂きますので安心してくださいね。

上述の通り、支援強化は歓迎されるべきことだとは思いますが、それだけで新見以外から新見市内への就労や定住が促進されるほど簡単な問題ではありません。支援策とは別次元の大きなところで、そもそも新見で暮らしていくことに魅力を感じられるか、希望のある未来が想像できるか、そこが最も重要であるのは言うまでもありません。自分と家族の人生を大きく左右する重大な決断になるのですから。
そんな迷っている人の背中を押すのは、新見にいる家族や友人、そして私のようにUターンやIターンを経験した人たちです。私は、「はたらくサポート新見」をご利用の皆様には、新見で生活していくことの現実(良いところも悪いところも)や将来について、きちんと想いを伝えていきたいと思っています。いくらかでも参考になると思いますので、是非お話ししましょう。その上で、支援制度を利用されるような決断になれば、私としてもとても喜ばしいことです。

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