こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。
新見を盛り上げようと活躍されている人や企業、そして生み出された商品・サービスを、新見市民の皆様に向けてご紹介しているフリーペーパー「にいみいろ」の2020年9月号が、8月18日に発行されます。私も編集部の一員としてこの地域情報誌の企画・制作に携わっているので、今号についても簡単にご紹介したいと思います。
今回の表紙は、新見商工会議所青年部(YEG)の会長 田原宰さん。サンパーク新見などでおもちゃ屋2店舗の経営もされています。
とても明るくユニークなお人柄で、周りの人を皆、笑顔に変えさせるムードメーカータイプと推察しましたが、今回の表紙は、そういったイメージとは少し違った知的な雰囲気を醸し出しています。お知り合いの皆さんは特に、笑いが止まらないかもしれません。
YEGの今年のスローガンは「Just Now ~今こそ我々ができることを~」。地域課題が山積する状況下で、大事なのは自ら主体的に動いていくこと。ご自身を「背中で引っ張っていくタイプ」と言われていましたが、混沌として先が見えにくい時代だからこそ、まずはやってみることが大切である、という考え方には、とても共感が持てました。
田原さんには、今回の取材直後に、田中実業で新たに立ち上げるサービスの話をさせていただいたところ、その取り組みを大いに評価していただき、現在も協力していただいているところです。
成果が上がるかどうかはやってみないとわかりませんが、まずは一歩踏み出すこと、そのチャレンジする勇気こそが尊いものであり、称賛に値することをあらためて実感することのできた取材になりました。
続いて中面の特集では、「岡山県健康の森学園」を取り上げました。
取材の下調べをする中で、ここが「特別支援学校」と「障害者福祉施設」が一体となって運営されている、日本で唯一の学園であることを知り、すごい施設が新見にあるものだと驚きましたが、実際に訪問して副校長先生などにお話を聴いたり、学園内をご案内いただく中で、その驚きが感動に変わっていくのを感じました。
どういうことかと言いますと、障害を持った方々にとっての「より良い人生」とは何か?このことをご本人やご家族の気持ちで考えられた運営体制が整備されているということです。その成果は、障害者の皆さんの生き生きとした表情からも十分に窺い知ることができました。
障害者であっても、できることや社会に役立てることを増やし、健常者と同じような社会生活を送る中で、自分たちらしい人生を歩んでいく。そのためのスタッフの皆さんのサポート力も素晴らしいですし、成長に合わせて少しずつ学びや労働の場を変えられる、ここにある緑豊かな自然環境も誇れるものだと思います。
これからもこの「岡山県健康の森学園」が、障害者やそのご家族にとっての人生を豊かにする、掛け替えのない場所であり続けることを切に願います。
「にいみいろ」では上記以外に、石灰を利用したアイデア商品を次々と全国発信している「新見化学工業株式会社」様や、新見のA級グルメを目指して高級ジャガイモの生産に取り組んでいる「夢あぐり萬歳」様をご紹介しています。是非、チェックしてみてください。
また、田中実業グループの事業所レポートでは、新見SSに設置した非常用発電機をご紹介。災害が増えている昨今、是非ご検討されてみてはいかがでしょうか?
イベント情報では、「はたらくサポート新見」で9/5(土)に開催予定の「転職個別相談会 in 新見」や、上記発電機のお見積りキャンペーンをご案内しています。「いろりカンパニー通信」は、畜産業にもたらす新型コロナウイルスの影響についてのお話。こちらもお見逃しなく!
「にいみいろ」に掲載しているのは、地域を盛り上げようと頑張っておられる人や企業ばかりですが、毎回取材を通じて思うのは「全ては人材(人財)ありき」ということです。これは「はたらくサポート新見」の取り組みにも繋がっていきますので、是非ともそのような人財を地域に供給できるように頑張りたいと思います。
このブログをご覧頂いている求職者の皆さん、特に移住(Iターン)やUターンを検討しているけれど、あまり新見のことをご存じない方は、「にいみいろ」(バックナンバーはこちら)で新見の魅力に触れてみてください。
「にいみいろ」は毎月18日に新見市内の新聞全紙に折り込まれるほか、道の駅・鯉が窪や千屋温泉などの観光地、新見市民の皆さんがよく利用される場所(図書館・飲食店・ショップなど)にも設置(設置場所一覧はこちら)しています。もちろん、「はたらくサポート新見」のサロンでも閲覧可能ですよ。お気軽にご用命ください。