「にいみいろ」2019年6月号より

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こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

新見を盛り上げようと活躍されている人や企業、そして生み出された商品・サービスを、新見市民の皆様に向けてご紹介しているフリーペーパー「にいみいろ」の6月号が、明日5月18日に発行されます。私も編集スタッフの一員としてこの地域情報誌の企画・制作に携わっているので、今号についても簡単にご紹介したいと思います。

今回の表紙は、アーリーモーニング代表で紅茶研究家の宮本英治さん。オリジナル紅茶ブランド「EIJI YAMAMOTO」のお洒落な缶パッケージをイメージする方も多いと思います。新見市大佐にある農園で自家栽培した茶葉を使ったこだわりの紅茶を製造、傍らにある喫茶で出来立てを提供しています。
「紅茶は農である」という信条のもと、理想の茶畑を求めてたどり着いたのが、大佐山の麓に広がる大日高原。紅茶の名産地であるインドのダージリン地方と酷似した土地形状及び気象条件で、冬には雪が降り、朝夕の寒暖差が非常に激しく、傾斜はきつく、水はけが良い。新見が有するこの土地との出会いにより、「自分の紅茶を持つ」という夢を実現できたということです。
以前、岡山を代表するワインを製造・販売する「domaine tetta」(tetta株式会社)の高橋社長が、名産地のヨーロッパに近い新見地域の環境(石灰質の土壌や寒暖差のある気候など)に可能性を感じると話されていたのを思い出しました。新見はまぎれもなく田舎で、一般的な地価は全国平均と比べてもかなり安いとは思いますが、紅茶やワインづくりという視点で考えると、世界でも有数の高価な土地を保有している地域と言えるのではないでしょうか?少しうれしくなりますね。
宮本さんの夢は続きます。全国でもあまり例がないと思われる「紅茶のテーマパーク」構想。数年後には見学可能な工場や資料館を整備してオープンさせたいと、目を輝かせておられました。日本全国そして海外からも、大勢の紅茶好きが集まり、地元・新見が誇る新名所として賑わっていかれることを願います。

続いて、「にいみいろ」の中面の特集では、新見産の木材を使ったおもちゃなどを通して、地域活性に繋げようと、「木育」に取り組んでいる「にいみ木のおもちゃの会」の活動を取り上げました。
※「木育」については、以前開催されたセミナーで教えていただいた内容を、ブログで紹介していますので、是非ご覧ください(下記参照)。
◇「にいみ木のおもちゃの会」主催の「木育」セミナーに行ってきました
今回の取材では、「にいみ木のおもちゃの会」(代表:藤本忠男さん)の商品を、実際に作る工房にお邪魔しました。ご対応いただいた藤本さんを含めた4人のクリエイター陣に、現状の活動についていろいろとお聞きしましたが、皆さん本当に想いの熱い方たちばかりで、それぞれの声で度々お話が聞こえづらくなったのは衝撃的でした(笑)。
全員が会の中心メンバーとして、それぞれの得意分野を活かして活躍されているようで、定期的に行っている主催イベントをはじめ、お祭りや幼稚園・小学校などへの出張ワークショップ、お年寄りの認知症予防にも繋がるプロジェクトなど、木のおもちゃを使った地域活性の活動を、自らも楽しみながら生きがいとして参画されている姿が印象的でした。
これからも、新見で暮らす人々の心を豊かにするために、「にいみ木のおもちゃの会」が推進する「生涯木育」の活動が広がっていくことを期待したいと思いますし、私自身もできることがあれば応援させていただきたいと感じています。

今回の「にいみいろ」では上記以外にも、新見と久世で3店舗を展開し、「にーみんTシャツ」のデザインなど、地域を盛り上げる活動にも積極的な㈱丸宮様や、愛媛県から移住した大内夫妻が営んでいる雑貨や多肉植物のお店「ふるものぐりーん8889工房」様を紹介しています。
さらに田中実業グループの事業所レポートでは、人気のカーエステ「キーパーコーティング」(新見SS)や、リサイクルショッ「ベクトル」の「ワゴンセール」、我が「はたらくサポート新見」の「お仕事探し個別相談会」などのイベント情報など、盛りだくさんの内容となっています。

「にいみいろ」に掲載しているのは、地域を盛り上げようと頑張っておられる人や企業ばかりですが、毎回取材を通じて思うのは「全ては人材(人財)ありき」ということです。これは「はたらくサポート新見」の取り組みにも繋がっていきますので、是非ともそのような人財を地域に供給できるように頑張りたいと思います。
このブログをご覧頂いている求職者の皆さん、特に移住(Iターン)やUターンを検討しているけれど、あまり新見のことをご存じない方は、「にいみいろ」(バックナンバーはこちら)で新見の魅力に触れてみてください。
「にいみいろ」は毎月18日に新見市内の新聞全紙に折り込まれるほか、道の駅・鯉が窪や千屋温泉などの観光地、新見市民の皆さんがよく利用される場所(図書館・飲食店・ショップなど)にも設置(設置場所一覧はこちら)しています。もちろん、「はたらくサポート新見」のサロンでも閲覧可能ですよ。お気軽にご用命ください。

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