「にいみいろ」2019年12月号より

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こんにちは。「はたらくサポート新見」の児谷です。

新見を盛り上げようと活躍されている人や企業、そして生み出された商品・サービスを、新見市民の皆様に向けてご紹介しているフリーペーパー「にいみいろ」の12月号が、11月18日に発行されます。私も編集スタッフの一員としてこの地域情報誌の企画・制作に携わっているので、今号についても簡単にご紹介したいと思います。

今回の表紙は、ゆずりは新見法律事務所の大山知康弁護士。「困っている人を助けたい!」という純粋な思いで弁護士の世界に飛び込み、県南の玉野市出身ながら、有難いことに新見市を主要拠点として活動しておられます。相談事の多くは相続・離婚・交通事故・借金だそうですが、特に新見では、高齢者等で財産を管理する能力や判断が難しくなった方についての相談や依頼が多いのが特徴だということです。
そんな中、現在最も力を入れているのが、豪雨災害での被災者支援。被災地の再建のため、現場での支援活動はもちろんですが、公的援助や法制度などの社会システムの整備が不可欠であると言います。大山弁護士は、このような地域課題を解決する目的で基金事業を行う、公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」の代表理事も務め、地域みんなで支え合えるセーフティネットの構築を通して、「弁護士だからこそできること」に全力で取り組んでおられます。
※日頃の活動の様子はこちら「新見市の弁護士ブログ」からご覧ください。
若くて行動力に満ち満ちた爽やかな大山弁護士(表紙の写真が物語っています)。「地域の一員としての地域に根差した活動」を強調されていたのが印象的でした。これからのますますのご活躍を心よりお祈りしています!

続いて、「にいみいろ」の中面の特集では、四方を山に囲まれた新見エリアならではの産業「林業」を取り上げました。
皆さんは、全国的に山林が大きな節目の時期を迎えていることをご存知でしょうか?高度経済成長期に行われた植林政策で植えられた木が、50~60年を経た今、収穫期を迎えているのです。しかし、このような人工林の中には、管理放棄された土地も多く、手入れ不足になると樹木の生育不良や山の災害リスクなどにも繋がり、新見市でも大きな問題となっています。
そもそも森林は地域の貴重な財産であり、きちんと管理していけば、資産価値を得ることができ、災害を未然に防ぐこともできます。「にいみいろ」では、この目的のために今年4月にスタートした「森林経営管理制度」をご紹介しているほか、生涯木育やバイオマス発電等、将来に向けた「木」の可能性についても触れています。
新見の地に溢れている「森林資源」を埋もれたままにしておくのか、またはこの地域の財産として有効活用していくのか、その差は新見市の未来を大きく左右することになります。身近にある「木」だからこそ、我々新見市民がもっと興味を持ち、自分事として森づくりに参加できるようになっていかなければと痛感しているところです。

今回の「にいみいろ」では上記以外に、11/23(土・祝)に開催される「田中実業グループ大感謝祭2019」をご紹介しています。以前にもこのブログで紹介した通り、今年のテーマは「発見・体験・感動!新見の魅力、集めました!!」ということで、いつも新見を盛り上げようと頑張っている企業・団体・個人の皆様に数多くご参画いただくことができました。
食欲の秋を満喫できる大屋台村(マルシェ)や、いろいろなモノ作り体験に挑戦できるワークショップブース、例年大人気の餅投げ&大抽選会はもちろん、ダンスや神楽、吹奏楽演奏のステージイベントなど、本当に充実した内容となっていますので、是非ご家族そろってお気軽にご来場ください。「にいみいろ」や「はたらくサポート新見」のブースもありますよ。

「にいみいろ」に掲載しているのは、地域を盛り上げようと頑張っておられる人や企業ばかりですが、毎回取材を通じて思うのは「全ては人材(人財)ありき」ということです。これは「はたらくサポート新見」の取り組みにも繋がっていきますので、是非ともそのような人財を地域に供給できるように頑張りたいと思います。
このブログをご覧頂いている求職者の皆さん、特に移住(Iターン)やUターンを検討しているけれど、あまり新見のことをご存じない方は、「にいみいろ」(バックナンバーはこちら)で新見の魅力に触れてみてください。
「にいみいろ」は毎月18日に新見市内の新聞全紙に折り込まれるほか、道の駅・鯉が窪や千屋温泉などの観光地、新見市民の皆さんがよく利用される場所(図書館・飲食店・ショップなど)にも設置(設置場所一覧はこちら)しています。もちろん、「はたらくサポート新見」のサロンでも閲覧可能ですよ。お気軽にご用命ください。

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